割烹「弁慶橋せき」
2017年8月に小諸市南町にオープンした「弁慶橋せき」。小諸出身の店主の関浩史さん。都内名店で長年経験を積まれ満を持して地元小諸に自身のお店をオープン。新築の店舗は細部にまでこだわりを感じます。料理もさることながら、折り目正しく落ち着きを感じる空間には関さんの想いや人柄が現れているように感じます。小諸界隈にお出かけの際はぜひ訪れてもらいたいと思うお店です。
季節の旬な食材にこだわったコース料理
「弁慶橋せき」はディナーのみの営業です。お任せのコース料理が3つ。5千円(7品)、7千円(8品)、1万円(8品)。飲み物も豊富に取り揃え、ゆっくりとしたペースで旬な食材をいかした関さんの料理を楽しむことをができる。 客席はカウンター7席と半個室のテーブル席が8席、お座敷が6席。営業時間は17時〜24時、定休日は日曜祝日と水曜(変動あり)。来店の際は席が埋まっている可能性もあるため、事前予約をお勧めします。
緊急事態宣言を受け「和食屋のお弁当」が登場
普段はディナーのみの営業をされているせきさんですが、新型コロナウィルスの緊急事態宣言を受けディナーは予約人数を減らし、利用客同士が密とならないよう配慮。外出を自粛されている方も多いことから「弁慶橋せき」でも木曜日限定でテイクアウトのお弁当が登場しました。4月16日「穴子飯弁当」から始まり、4月23日「たけのこ飯・サバ味噌煮弁当」、4月30日「ばらちらし寿司弁当」、5月7日「豚テキ 新生姜飯弁当」と毎回旬な食材をいかした魅力的なお弁当です。テイクアウトメニューは、お弁当はひとつ 1,800円(税別)、いつものぬか漬け300円(税別)こちらもやみつき。
弁慶橋せき TEL 0267-41-0492 受付13時〜/引き渡し16時〜
※当日予約ではほぼ売り切れ状態。お早めのオーダーがお勧めです。
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我が家では初回の穴子飯弁当を注文。
ふわふわの穴子に、旬の野菜、山菜。三つ葉、わらび、こごみ、うるい、たけのこ。里芋の天ぷらと上品なお味のだし巻き卵。いつものぬか漬けもナス、きゅうりにみょうがが効いていてやみつきです。
食にはわりと辛口な我が家の住民にもとっても好評。次はお店に伺おうという話になりました。
お店では関さんに地元小諸のことや料理のこと、色々なお話をしながら料理を楽しむことができるお店です。お弁当もお勧めですが、ぜひ一度ディナーを!と思います。
夜になると通り沿いに「弁慶橋せき」の灯篭が。こちらが目印です。
追記:5月7日「豚テキ 新生姜飯弁当」
みゆきポーク(飯山市)のトンテキ、新生姜の炊き込み飯、あさりのぬた、こんにゃく煮、だし巻き卵。ボリュームたっぷりの2段弁当でした。
「いつものぬか漬け」ミョウガ、ナス、きゅうり。
★ここから下の写真は以前(冬)のコース料理です。ご参考に。
白子と朝鮮人参の天ぷら
茶碗蒸し
旬の野菜
旬の魚
信州牛
桜えびの炊き込み飯
こういう時期だからこそ、地元の応援したい、愛着のあるお店に何とか頑張ってもらいたいです。この状況を機に新しいお店、料理、人に出会うのも自粛自粛の中ですがある種の楽しみです。不要不急、最低限の外出の中ですがその中でも色々と情報発信されているサイトなどもありますのでフル活用してみるもの良いかもしれません。