二つを一つに

仕事は東京、住まいは長野。移住と通勤、日々の記録。

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浅間山の秘湯。天狗温泉、通称サビサビの湯へ。

単純鉄冷鉱泉/日本一赤い温泉へ

久しぶりの予定のない休日、以前から気になっていた山の上の秘湯、浅間山荘・天狗温泉に行ってきました。真冬の平日、昼間ということもあり貸切状態。お湯もびっくりするほど濃厚な赤褐色でとてもいい湯でした。標高1,400mの浅間山荘までの道のりは未舗装のところも多くラリーコースのようでわくわく感満載。オフの日を満喫できるロケーションでした。

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アクセスは簡単。国道18号線の「坂の上南」の信号(坂の上小学校)を浅間方面に曲がり、ひたすら登り続けます。10分も走るとこの先4kmの看板が。ここを右折するだけであとは道なりです。

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標高がぐんぐん上がっていきます。民家も減り、熊出没の看板が。

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浅間山登山口の目印を右折します。ここを曲がらずにまっすぐ行くと「高峰高原ホテル」・「ASAMA2000スキー場」です。

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登山者向けにバスもここまでは通っています。高峰高原と小諸駅の往復。午前・午後の1本ずつ。

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右折して以降はくねくね道、未舗装の林間コースに。白樺と広葉樹の林が綺麗です。積雪のある日はスタッドレスタイヤが必須です。念のためチェーン持参か、四駆が良いかもしれません。この日は薄っすら降りましたが道の状態はよかったです。

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途中には「LOUIS VUITTONの森」。2009年に音楽家坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体「more trees」の森林再生プロジェクトとして小諸市で始まりました。

www.more-trees.org

【余談】なぜヴィトンが森林保全を?

創業者のルイ・ヴィトンがフランスの山間部ジュラ山脈の出身であること、母国フランスでも古くから森林保全に積極的に関わっていること、そして日本との長い関係から生まれた社会的な責任、この3つを理由としています。具体的な活動は旧来の里山再生活動、間伐伐採により鬱蒼とした森に光を入れ、広葉樹の森の再生を促しているようです。実務者はどなたか存じ上げませんが作業現場も見てみたいと興味を持ちました。

写真家 滝本幹也さんの美しい森の写真。

滝本幹也氏が撮影したこの森の写真集は息をのむほど美しいです。登山や温泉以外にもカメラ片手に散策して、温泉に使って帰るという休日も素敵だなと思いました。

mikiyatakimoto.com

 

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小諸の市街地から車で登り続けること20分。標高1400mの浅間山荘に到着。ちなみにあの浅間山荘事件は軽井沢の別荘地なので全く関係ありません。

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 その昔、天狗が入ったことで赤褐色のお湯になったという伝説が、天狗温泉の由来となっているそうです。

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敷地の奥には浅間山への登山口。

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浅間山の登山口、天狗温泉「浅間山荘」

昭和32年浅間山の登山基地として建てられた浅間山荘。現在の天狗温泉「浅間山荘」としての運営は、平成7年に源泉掛け流しの温泉を復活させてからだそう。浅間山への登山口として登山者の利用や、オートキャンプやロッジの利用などアウトドア拠点としても楽しむことができます。

日帰り入浴もOK

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日中11時〜17時30分の間、日帰り入浴も可能。混み具合により終了時間が早まることもあるようですので日帰り入浴の場合は事前の電話確認が良いかと思います。この日は冬場の平日ということもあり貸切状態。

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日本一赤いとも言われる天狗温泉のお湯は「単純鉄冷鉱泉」。豊富な鉄鉱成分が空気に触れて参加し、赤褐色のお湯に。お湯は鉱泉のため加温されて湯船に供給されます。ちょろちょろと42~43℃の源泉が流れ、お湯全体は40〜41℃前後かと思われます。白いタオルがあっと言うまに薄茶色になるほど濃厚な赤褐色。この日はうっすら雪が降って下り気温は-4℃ほどでした。ゆっくりと1時間ほど出たり入ったりと湯船に使っていましたが、芯から暖まり手足の先からずーっとポカポカしていました。

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今度は浅間山への登山と合わせて再び訪れたいと思います。小諸界隈に天然温泉はいくつかありますがお湯の特徴が全く異なります。ここまでユニークなお湯に出会ったのは初めてでした。冬の寒ーいにおすすめです。冬季間は登山者もキャンプする人も少ないかと思うので貸切状態で楽しめる確率が高いのではないかと。

tenguspa.com