山暮らしのパンセ

仕事は東京、住まいは長野。移住と通勤、日々の記録。

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土屋鞄のランドセル。森の中の軽井沢工房店。

東京から移住して6年、長女もあっと言う間に大きくなり来春から小学生。ランドセルは何となく土屋鞄で注文すると夫婦で決めており、このゴールデンウィークに来春分の注文が迫る中、軽井沢にある土屋鞄の工房に行って来ました。とても素晴らしい施設で今時のランドセル事情にも大変驚いたので備忘録的に書き残します。

土屋鞄の軽井沢店は広大なランドセル工房が併設されています。創業50周年を記念して、2015年6月にオープンした施設です。毎年この時期になると都内や近隣の県からわざわざランドセルを選びに出かける友人も多く、話題の場所として開設当初より認識がありましたが足を運んだことがありませんでした。

場所は軽井沢インターや軽井沢駅から比較的アクセスしやすい軽井沢の南に位置する発地(ほっち)にあります。72ゴルフ場がすぐそこに見える軽井沢らしいとても落ち着いた雰囲気の中にあります。ガラス張りの大きな建物に工房と店舗が併設されています。

ランドセルの注文時期は毎年4月中旬〜5月中旬の1ヶ月間がメイン。5月中旬以降は品切れの商品も出てくるため、ゴールデンウィークの時期が最も賑わうようです。この日も十連休の最中の家族連れがたくさん来ていました。駐車場には県外ナンバーの車がほとんど。

店内には土屋鞄のランドセル全ラインナップの実物を見ることができます。牛革やヌメ革、コードバンクラリーノなどタイプごとに展示されており実際にフィッティングや色味を比較しながら選ぶことができます。カラーパターンの多さに驚き、スタッフの方から今どきのランドセル事情を聞き、黒か赤の二択だったわれわれ親世代との違いに関心しっぱなしでした。

50周年を記念した施設ということもあり、土屋鞄の歴史や考え方などが所々に展示されていました。また店舗の奥にはいつでも工房の様子を見学できるスペースが設けてあり、職人の方々が1点1点丁寧に製作されている姿を子どもと一緒に見ることができまます。

2020年、来春の納品・デビューに向け、着々と形になっていく大量のランドセルたち。

工房は製作の工程毎にエリアが区分され、効率的に製作されているように見えました。ランドセルは6年間、ほぼ毎日酷使されるため、相当なタフさが求められます。土屋鞄のランドセルは「6年間無料修理保証」が付いており、糸のほつれや金具の故障、ふざけあって壊れてしまった場合でも直してもらえるようです。おそらく、ちょっとやそっとではこわれない頑丈なランドセルを作っていると自負があるからがゆえの保証なのではないかと、職人さんの様子や実際の鞄の作りを見て感じました。

そして肝心なランドセル選び。夫婦(親)の一押しは、ど定番の「赤」。飽きない!定番が間違えない!かわいいと!子にプレゼンするも、子の心には全く響かず。

私の心が少しくすぐられたのはこのヌメ革のランドセル。メンテナンスなど大変そうですが、6年使った後のこの革の経年変化を見てみたいと思ったのと、その革を他のアイテムにリメイクもできるのではないかと、長く飽きずに使える定番の製品、またそのうんちくに目がない私は、ダメ元で子に提案しましたが見向きもせず全く反応なし。

結局、本人の中ではピンクかパープルの二択だったようですが、この少しくすんだアトリエシリーズのピーチという色を見ると一瞬で気に入ったようで迷うことなく即決でした。なんでこのピンクにしたのか尋ねると、内側にある柄のパターンがかわいいと、まさかのインナー生地の柄が決め手。親としても、この色は少し和の雰囲気も感じるピンクで落ち着いていてよいかもねと若干自分達自身に言い聞かせている気もありましたが本人の意思で決めたのでよいのではと、その場で注文してきました。

納品は約半年後の12月頃。注文したことを忘れないようにと、お店の方がポラロイド写真をその場で撮ってくれました。ちょうど平成最後の日だったのでよい思い出に。WEBでカタログも注文できますが、やはり実物を見てみてみないと微妙な色合いや素材の違い、重さやフィット感、細かな部分はわかりません。「来年から小学校」と自覚が持てる歳の本人が自分で選ぶということに意義があるようにも感じました。軽井沢のお店は森の中にある特別な雰囲気です。ランドセル選びを兼ねた家族旅行も素敵思い出になるのではないかと思います。

この時期はランドセルがメインですが、もちろん大人用の革製品も豊富に展示、販売があります。

大人用のランドセルも販売されており、いい具合に味が出ていて革製品好きとしては購買意欲がとてもそそられる空間でした。手帳や財布、名刺入れ、筆入れ、いずれも買い換えて数年のため、当面は購入予定がありませんが、何か1点手にしたいなとわくわくしてくる空間でした。ランドセル検討のファミリーには、軽井沢展への来店をおすすめします。今年の売り切れなしで注文できる期間は5月14日までのようです。毎年、ゴールデンウィークがメインの注文期間のようなので、そこを見据えて予定を立てても良いかもしれません。

www.tsuchiya-randoseru.jp

 以前、家族写真を撮ってもらった写真家、入江さんファミリーの紹介が偶然掲載されていました。入江さんのサイトに掲載のある家族写真はどれもよくその家族の雰囲気が表れていてまた機会があれば撮ってもらいたいと思っている方です。

www.tsuchiya-randoseru.jp

入江さんの家族写真を綴るブログ。フィルムカメラを使い続けているそうです。

iriephoto.blog.jp

小諸「懐古園」名物。上から目線の桜見物。

※昨年撮影した写真を使用しています。今年の開花はまだまだです。(4/12現在)

東京の開花から遅れること約半月。毎年4月中〜下旬に見頃を迎える長野県内の桜。中でも小諸市内の懐古園(かいこえん)は、小諸城址の立派な石垣の上を散策しながら、眼下に満開の桜を見下ろすことができる、まさに上から目線のお花見スポットです。

移住してから知りましたが、懐古園の桜は「日本桜の名所100選」の一つに数えられ、園内の約500本の桜が一気に開花し、淡いピンク色で包まれます。定番のソメイヨシノから小諸発祥の小諸八重紅枝垂という珍しい品種まで楽しむことができます。また趣ある石畳みや石垣、迫力のある正門、穴城と呼ばれる地形をいかした攻めにく城全体のつくりなど、春先の散歩コースにおススメです。園内をゆっくり歩いて1時間ほどのコースです。

さて、今年の開花はいつになることでしょう。

今週は今年一番の積雪がありました。気温が0℃と高く、いわゆる湿気を多く含む春雪ですぐに融けましたが桜が咲くほどの陽気、気配はまだありません。例年よりも遅い予感です。

桜の時期、懐古園は「桜まつり」が催されます。夜間のライトアップもあり、朝から懐古園界隈は大変賑わいます。写真のような甲冑をまとった方もどこから大勢集まっており気軽に撮影に応じてもらえます。子どもはやや怖がっていましたが、精巧な作りの甲冑に私はくぎ付けでした。懐古園や近隣の臨時駐車場も満車となり、小諸には珍しく大渋滞します。早めの時間帯の入園をおススメします。

www.city.komoro.lg.jp

園内には弓道場があり、静寂の中で弓を弾く姿を見学することもできます。城跡の痕跡と弓道を目の前に、戦国時代もこの場所で弓を訓練する光景があったのではないかとタイムスリップしたような感覚にもなります。とにかく歴史を感じることができるスポットです。

人力車も走り、懐古園や小諸の歴史をより詳しい解説付きで楽しむこともできます。

今年はひょっとするとゴールデンウィークまで桜の花を楽しむことができるかもしれません。また開花の頃に今年バージョンの写真を添えてブログを更新します。

こちらは季節外れの大雪、4月10日(水)の朝の様子。